辺野古新基地建設の海上警備男性が感染 工事は継続


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 沖縄防衛局は6日、米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古での新基地建設工事で、海上警備を担当する男性1人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。濃厚接触者を自宅待機とするなど必要な感染防止策が講じられているなどとして、防衛局は米軍と協議した上で、新基地建設を継続するという。4月に工事関係者が新型コロナに感染した際に防衛局は約2カ月、工事を止めていた。

 防衛局によると男性は7月末に体調不良を訴えたが病院で風邪と診断された。今月3日に嗅覚異常の症状が出て4日にPCR検査を受けたところ、6日に新型コロナ感染が確認された。