沖縄の新規感染97人 うるまや糸満でもクラスター、計12例に【8月14日朝】


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新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真

 沖縄県は13日、新型コロナウイルスに新たに97人が感染したと発表した。県内累計感染者数は1404人となり、8月以降だけで千人を超えた。人口10万人当たりの直近1週間の新規感染者数は42・62人で、13日連続全国最多。宜野座村のかんな病院は同日、院内で感染者12人を確認したと明らかにした。クラスター(感染者集団)発生の可能性がある。県は同日、新たに糸満市の病院で12人の感染者が出たとし、同院など2カ所でのクラスターを認定、県内では12例となった。

 宜野座村は同日、12日までにかんな病院の病棟内で10人の集団感染が確認されたと発表した。その後、同病院が院内で新たに2人の感染を確認した。

 また、県は13日、糸満市の「ウェルネス西崎病院」の医師や看護師、入院患者ら12人の感染が判明したと発表。7人の感染が判明したうるま市の通所介護施設と共にクラスターと認定した。県の警戒レベルの判断指標は同日、第4段階となっており、病床占有率は94・6%に上っている。

 米軍関係の新規感染者は嘉手納基地で1人、キャンプ・コートニーで2人の計3人だった。米軍関係の感染者は累計で323人。