米軍普天間飛行場の航空機離着陸数、7月は1194回 6月より7.2%減


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 【宜野湾】沖縄防衛局の目視調査によると、宜野湾市の米軍普天間飛行場で航空機が7月に離着陸などした回数は6月の1287回から7・2%少ない1194回だった。一方で、昨年7月の670回より78・2%増の大幅増となっている。

 今年7月の内訳は、常駐機が6月の1068回から3・8%減の1027回。外来機は6月の219回から23・7%減の167回となった。昨年7月との比較では常駐機は458回から124・2%も増加し、外来機は212回から21・2%減少した。

 航空機騒音規制措置(騒音防止協定)の時間外である午後10時を超えた夜間飛行は6月の58回から7月は48回に減った。昨年の14回より多く、市民の負担感は増している。常駐機は垂直離着陸輸送機MV22オスプレイが457回で最も多い。次いでAH1Z攻撃ヘリコプターが212回、UH1Y多用途ヘリが146回、CH53Eヘリが145回で続いた。