園児と触れ合い保育学ぶ 多良間中3年生が実習


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子どもたちとおもちゃで遊ぶ多良間中の生徒ら=15日午前、多良間保育所

 【多良間】多良間中学校(松本尚校長)は15日、3年生の保育実習を行った。家庭科の授業の一環で、幼児の心身の発達について考え、幼児との関わり方を身に付けるのが狙い。生徒14人が、隣接する多良間保育所を訪れ、子どもたちと触れ合いながら保育について学んだ。

 生徒たちは1学期から保育実習に合わせて作ったおもちゃを持参し、遊び方を説明しながらゲームをしたり、ボウリングをしたりして子どもたちと一緒に楽しんだ。

 実習の最後に子どもたちは「今日はたくさん遊んでくれてありがとうございました。また遊びに来てください」とお礼の言葉を述べた。

 保育士を目指している生徒は「最初は子どもたちが人見知りをしていたので大丈夫かなと思っていたけど、慣れてきたら笑ってくれたので、それが保育士として楽しいことなのかなと勉強になった」と充実した様子で話した。
 (清村めぐみ通信員)