F15戦闘機2機が飛来 協定時間外に夜間飛行で


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
F15戦闘機(資料写真)

 【宜野湾】沖縄防衛局によると、米軍普天間飛行場に21日午前10時40分ごろ、F15戦闘機2機が飛来した。県と宜野湾市の騒音測定では上大謝名公民館で同時刻、最大117・8デシベルの騒音を発生させた。22、23日は常駐機が、航空機騒音規制措置(騒音防止協定)の時間外に夜間飛行した。

 110デシベルは前方2メートルにある自動車のクラクション音に相当する。防衛局は米側に対し「連日の戦闘機の飛来に深く憂慮し、住民への騒音影響が大きい戦闘機の飛来は、可能な限り避けるよう強く申し入れている」とした。機体の所属や飛来目的は承知していないという。23日午前9時半ごろには、F152機が市内上空付近を北から南へ飛行する様子も確認された。

 22日午後10時24分には、上大謝名公民館で97・2デシベルを記録。市の基地被害110番には同日、夜間飛行への苦情が5件あった。