沖縄県立高校入試の追試験を検討 コロナで受験生に救済策


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 金城弘昌沖縄県教育長は24日の県議会代表質問で、新型コロナウイルス感染などで県立高校入試を受験できなかった生徒を対象に、救済策として追試験の実施を検討していることを明らかにした。座波一氏(沖縄・自民)への答弁。

 県教育委員会は昨年度の高校入試でも、新型コロナウイルス感染または感染疑いがあり、試験を受けられなかった生徒を対象にした追試験の日程を設けた。本年度の追試験の日程などは未定で、昨年度の対応を踏まえて決める。

 中学校の臨時休校期間が市町村ごとに異なっていることを踏まえ、県教委は各中学校に意向調査を実施し、高校入試の出題範囲縮小を決定している。金城教育長は「引き続き公平公正な試験の実施に努める」と述べた。