花火で心も満開 大宜味 コロナ収束、健康願い


社会
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願いを込めて打ち上げられた満開の花火=22日、塩屋漁港

 【大宜味】大宜味村役場は4連休最終日の22日、塩屋漁港で「大宜味元気花火」を打ち上げた。

 政府の「新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金」を活用した企画。コロナウイルスの収束と共に、村民が元気で健康な日々を過ごすことができるようにとの願いを込め、打ち上げられた。夏祭りなどさまざまなイベントが中止となる中、打ち上げ計画を聞いた村民らは、塩屋湾から夜空に広がる満開の花火を感慨深げに見詰めた。

 塩屋橋のたもとから観覧した60代の女性は「夏祭りとはひと味違う輝きがあり、感動で涙が出た。明日からまた、頑張ろうと思う」と目を赤くして話した。(安里郁江通信員)