琉大病院の設計見直し提案 コロナ禍受け萩生田文科相が感染症対応求める


社会
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松川正則宜野湾市長から西普天間住宅地区跡地の事業について説明を受ける萩生田光一文部科学相(右)=9日午前40分ごろ、宜野湾市喜友名

 萩生田光一文部科学相は1日午前、琉球大学医学部・病院が移転する予定の宜野湾市の西普天間住宅地跡地と那覇市の専門学校2校を視察した。萩生田文科相は、琉大病院について「昨年までの設計にはコロナに対する対応という考えは残念ながらなかった。新たな感染症が起きたときも外来対応ができるように見直してもらえないかと提案した」と述べ、設計見直しを琉大側に求めたことを明らかにした。視察終了後、記者団にの取材に答えた。

 琉大病院は2024年度末に移転が完了する予定。18年度に基本設計を策定し、現在は宜野湾市による土地区画整理事業工事が行われている。【琉球新報電子版】