沖縄で新たに20人がコロナ感染 医療フェーズは4に引き上げ【10月10日午後】


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新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(米国立アレルギー感染症研究所提供)

 沖縄県は10日、新型コロナウイルスの新たな感染者が20人確認されたと発表した。138人の行政検査で4人、保険診療で16人の陽性反応が判明した。感染者数は累計で2729人となった。

 一方、県は9日に全県を対象に医療フェーズを3の後半から4に引き上げた。フェーズ4への引き上げは9月22日以来。フェーズ4に引き上げたことで、現在260床の医療機関のコロナ病床数を312床に増加させる。県は、厚労省の通知に基づき、病床確保計画としてピーク時の感染者を425人、入院患者200人、宿泊療養を225人と推計してきた。一方で7月以降の感染拡大を受け、8月10日には病床確保数を当初の200床から425床まで引き上げた。

 米軍関係者の感染は、県によると確認されなかったという。【琉球新報電子版】