新基地建設に携わる作業員がコロナ感染 防衛局、辺野古の工事は続ける方針


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 沖縄防衛局は20日夜、米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の新基地建設工事に携わる50代の男性作業員が新型コロナウイルスに感染したと公表した。同局は工事は続ける方針。

 防衛局によると、感染した作業員は、海上で工事船舶の安全を監視する業務を担当している。18日に陽性が確認された。濃厚接触の可能性がある同僚1人は自宅待機の指示を受けた。防衛局は「必要な感染症対策が適切に講じられており、工事を続けても問題ない」と説明した。

 新基地建設工事関係者の感染は3人目。防衛局は、4月に工事関係者が新型コロナに感染した際は約2カ月、工事を止めていた。