沖縄県議のコロナ感染 玉城知事「非常に衝撃」


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玉城デニー沖縄県知事

 沖縄県の玉城デニー知事は22日、自民党沖縄県連の座波一県議が宮古・八重山地域への視察後に新型コロナウイルスの感染が確認されたこと受け、「県民の負託を受けて、調査活動を行っている議員が調査先において感染したということは非常に衝撃を持って受け止めている」と述べた。

 同日は県議会決算特別委員会(座波委員長)が開会されたが、自民会派は全員欠席した。特別委では自民が総括質疑として23日の委員会へ玉城知事の出席を求める動議を提案する意向を示していたが、欠席したため提案されなかった。

 玉城知事は「おそらく十分な審議はできないだろうし、濃厚接触者となれば2週間は行動が制限されてしまう。当然、明日に総括質疑が行われることを前提に準備もしていた」と述べた。

 県によると、座波県議の感染が確認され、そのほか視察に同行した自民県議団17人が濃厚接触者と認定されPCR検査を受けている。

【琉球新報電子版】