石垣島産ヤギミルクを配合し保湿、日焼け止めパック Breezeが開発


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 石垣市のダイビングショップ「Breeze石垣島」(高木英吾代表)は「マンタとコバンザメの日焼け肩&背中パック」を開発し、商工会特産品コンテストの非食品の部で優秀賞を受賞した。ダイビングに訪れた人が日焼けする姿を見たのをきっかけに開発された商品には、沖縄由来の成分を7種類配合。利用者から「日焼けの痛みやかゆみが治まった」との声が寄せられている。

 配合された成分には、石垣島産の「ヤギミルク」が含まれている。人の母乳に近いとされるヤギミルク成分によって、乾燥を防ぎ、肌に潤いを持たせるなど、保湿効果があることが特徴。そのほか、アロエベラやシークヮーサーなどの成分も含まれている。

 背中と肩全体を包み込むマンタを模したシートの形状も好評だ。価格は1680円(税別)。

 商品開発を企画した高木千亜紀さんは「ダイビングから帰ってきた人の背中を見て痛々しいと思ったことが開発のきっかけだ。コロナ禍で多くの方がレジャーに来られなかったと思うが、次の夏には沖縄を楽しんでほしい」と語った。

 商品は産業まつりの「ありんくりん市」に出展され、25日までは特別価格の1500円(税込み)で販売されている。