うちなぁぐち、地域で勉強会 糸満市の自治会が実施


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うちなーぐち講座に参加している武富ハイツの皆さんと講師の比嘉清さん(左から2人目)=糸満市の武富ハイツ自治会館

 【糸満】糸満市の武富ハイツ自治会では9月27日か4回にわたって「うちなぁぐち勉強会」が開かれた。県の地域活性化助成事業の取り組みとして初めて実施した。講師は武富在住の比嘉清さん(72)で、昨年「うちなあぐち大字引」(2万1800語彙(ごい)を収録した910ページの沖縄語大辞典)を著作・発行している。

 

 自治会長の屋宜宣勝さんが企画した。参加者の中には「孫にうちなーのアイデンティティーを教えるために」と参加した人や、結婚して沖縄に住んでいる県外出身者で「義父母が話す言葉の意味が分かりとっても勉強になった」と比嘉さんに感謝する人もいた。

 

 10月3日の最終日の懇親会は勉強会の成果や感想を披露し合う、うちなぁぐち談議で盛り上がった。

 

 比嘉さんの「うちなあぐち大字引」は2500円(税別)。南謡出版ホームページhttps://haisai.co.jpから購入可能。
 (喜屋武幸弘通信員)