JAおきなわ(普天間朝重理事長)は26日、移動金融店舗車の運行開始式を名護市と沖縄市で開いた。店舗再編計画で金融店舗がなくなる地域の金融サービスを維持するため、金融窓口を搭載した車両による巡回を27日から始める。
JAおきなわは車両を2台用意し、毎週火曜~金曜に北部と中部の店舗再編対象地区で公民館や店舗跡地を巡回する。
入出金、通帳記帳、事故届などの取り扱いができる。発電機を備えるため、台風など災害時の対応もできる。21年度にさらに1台を導入する予定。開始式であいさつしたJAおきなわの福里秀彦専務は「地域利用者から選ばれる金融機関となるよう取り組む」と話した。