宮古島市長は非濃厚接触 県は再度のPCR検査受診を指導 自民県議団コロナ感染


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下地敏彦宮古島市長

 先島地方を視察した自民会派の沖縄県議団が新型コロナウイルスに感染したことに関し、県は26日、県議団と意見交換した下地敏彦宮古島市長を「濃厚接触者とはみなしていない」との見解を示した。県の糸数公保健衛生統括監は「保健所長の総合的な判断で、念のためPCR検査が必要ということで検査を実施している。検査結果が出るまでは自粛をお願いしている」と説明した。

 一方、宮古島市は、県議団との意見交換会の場にいた全員が濃厚接触者に当たると、24日に宮古保健所から連絡があったと説明していた。意見交換会を取材した報道陣も24日に同保健所から濃厚接触者との連絡を受け、25日にPCR検査を受けている。

 宮古島市によると、25日に県から下地市長に連絡があり、県からの指導を受けて再度、26日に市内でPCR検査を受けた。検査結果が判明するまで自宅待機を続ける。