嘉手納基地所属F15、部品落下か 宮崎で日米共同訓練中に油圧用オイルキャップ


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 航空自衛隊新田原基地(宮崎県)を拠点とした日米共同訓練に参加している米軍嘉手納飛行場所属のF15戦闘機が、油圧オイル用のキャップをなくしたことが分かった。訓練中に落下させた可能性がある。

 防衛省によるとキャップは直径4センチ、高さ3センチ、重さ63グラム。材質は不明だ。

 29日昼ごろに日本側へ報告があったという。紛失した場所や日時は不明としている。

 防衛省によると米側は訓練に参加している全てのF15戦闘機を点検した。防衛省は「こういった事案は地元の皆様に不安を与える」として、安全管理の徹底や再発防止を米側に申し入れた。

 九州防衛局によると、訓練は計画通り実施する見通し。【琉球新報電子版】