嘉手納基地、コロナ防止でハロウィーン行事を縮小


この記事を書いた人 Avatar photo 上里 あやめ
米軍嘉手納基地

 【中部】31日はハロウィーン。米軍嘉手納基地やその周辺施設では、仮装した子どもたちが各家庭や店舗を回り、お菓子をもらう姿が風物詩となっている。今年は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、同基地では米疾病対策センターの基準に沿った独自のガイダンスを設け、慎重な行動を取るよう呼び掛けている。

 同基地では毎年、地元の子どもたち約200人を招待してお菓子を配っていたが、今年は基地内だけで実施する。ガイダンスでは大人数で集まらないことやマスクを着用すること、お菓子の手渡し方など注意事項も細かく定めた。

 第18航空団は「地域の子どもたちを招待できないのは残念だが、われわれの最優先事項はチーム嘉手納のメンバーと地域住民を感染リスクから守ることだ」とした。