沖縄の新たなコロナ感染46人 会食での感染が増加 26人が感染経路調査中【11月16日朝まとめ】


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(米国立アレルギー感染症研究所提供)

 沖縄県は15日、10歳未満から80代までの男女46人が新型コロナウイルスに新たに感染したと発表した。感染者の累計は3741人となった。直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は14・21人で全国4番目。

 新規感染者のうち20人は既に感染が確定した人との接触とみられ、家族内が9人、飲食が7人、職場が2人、ゴルフが1人、不明が1人。残り26人の感染経路は調査中。県の糸数公保健衛生統括監は「会食などで感染する人が増えている。予防をしなければ感染の可能性は高くなる」と懸念を示した。

 県は環境部環境整備課から新たに3人の感染者が出たと発表した。同課では既に2人が感染しており、短期間に5人の感染が明らかになった。現時点ではクラスター(感染者集団)認定はされていない。

 県は14日に新規感染者として公表した男性1人について、その後に陰性が確認されたとして感染者から取り下げた。米軍関係の新規感染者の報告はなかった。