「コーヒー1杯減らし沖縄へ愛を」 コロナ禍の動物園に 台湾のファン900人が寄付 


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台湾の沖縄ファンたちが自主的に立ち上げた沖縄こどもの国への応援プロジェクト(彭国豪さん提供)

 台湾の沖縄ファンら約900人がこのほど、新型コロナウイルスの影響で来場者数や売り上げの減少に悩む、沖縄市の動物園「沖縄こどもの国」に100万円を寄付した。代表者の彭国豪(ポンクオハウ)さんは12日、自身のフェイスブックグループ「沖縄彭大家族」にチャリティーイベント「沖縄こどもの国応援プロジェクト」を立ち上げ、約1週間で100万円超が集まったという。

 チャリティーイベントは「コーヒー一杯を減らせば、沖縄への愛がいっぱいたまる。沖縄を愛するにはあなたの協力が欠かせない」というスローガンで、寄付を呼び掛ける。支援者が応援ステッカーを150元(約500円)で購入し、全額が寄付される。同イベントは30日まで。彭さんは「多くの台湾人客が沖縄こどもの国を訪れたことがある。新型コロナに負けず頑張ってほしい。コロナ収束後、みんなで再訪したい」とエールを送った。

 彭さんは「日本でも募金活動をしているが、日本語でしか発信されず、寄付の手続きは外国人にとって煩雑なので、挫折する人が多かった」と指摘する。プロジェクトを立ち上げることで、台湾の人でも寄付ができる環境を整えた。「今、旅行で沖縄に行けないが、私たちは沖縄のことが大好きだ。少しでも沖縄の力になりたい」と話した。
(呉俐君)