警察官や中学生、病院職員 沖縄でコロナ感染相次ぐ【12月1日朝まとめ】


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 沖縄県内各地で30日までに病院職員や警察官、中学生の新型コロナウイルス感染確認が相次いだ。中城村のハートライフ病院では25日までに職員2人の感染が判明した。2人は別経路の感染とみられ、患者や他の職員らに濃厚接触の疑いはないという。運営に影響はなく、病院は「必要な診察・検査は継続して受けてほしい」と呼び掛けている。

 

 県警は30日、うるま署地域課勤務の20代女性警察官が感染したと発表した。女性が職務上対応した県民には個別に連絡済み。

 本島中部では28日、公立中学校の1年生1人の感染が確認された。所管する教育委員会によると、学校で生徒の周辺にいた別の生徒複数人は自宅待機している。学校は校内を消毒し、学級閉鎖などはない。

 

琉球銀行と沖縄電力で各1人感染

 琉球銀行は30日、八重山支店勤務の行員1人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。24日まで同支店で融資業務に従事していた。濃厚接触の可能性のある顧客は確認中という。

 沖縄電力は同日、本店勤務の社員1人の感染を発表した。顧客と接する業務だが、保健所によると濃厚接触者はいないという。