那覇発JAL機の左翼損傷「重大インシデント」に認定 国交省、事故原因を調査へ


この記事を書いた人 琉球新報社
客室から確認されたJAL機の左翼の損傷(乗客提供)

 国土交通省は4日午後、那覇発羽田行きのJAL904便が飛行中に左翼の一部を損傷した事案について「重大インシデント」と認定した。今後は同省の運輸安全委員会が詳しい事故原因について調査する。

 同省によると、同機には乗員乗客189人が搭乗していた。同機は4日午前11時45分に那覇空港を離陸。那覇空港の北約100㌔メートル、高度約5000メートルの時点で左側エンジンから異音と振動が発生した。機長はエンジンを停止し、「緊急事態」を宣言の上で、午後12時23分に那覇空港に着陸したとしている。

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