美来工科の大城、照喜名さんが母校の普天間中に手作りベンチ贈る


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美来工科高に在籍する普天間中の卒業生2人から贈呈されたベンチ=12月9日、宜野湾市新城の同中

 【宜野湾】宜野湾市立普天間中学校の卒業生で、美来工科高校の土木工学科に在籍する2年生2人が12月9日、市新城の同中を訪れ、手作りしたベンチ3脚を贈呈した。贈呈したのは大城裕範さん(17)と照喜名優誠さん(16)で、同中の稲吉茶章(さき)生徒会長(14)に目録を手渡した。

 生徒会の多和田桐也(とうや)さん(15)が「ありがとうございます」と感謝の言葉を述べた。

 ベンチは授業の課題で約1カ月半かけて製作したという。大城さんは「気持ちよく使ってほしい」と話し、照喜名さんは「きれいに長持ちするように作った」と語った。ベンチが置かれる中庭は生徒たちが快適に過ごせるよう、同中の佐伯進校長が中心となって環境整備をしている。