慶田城 七瀬 
クリスマススペシャルチャリティショー「Okinawan Divas」（オキナワ・ディーバ）が昨年12月20日、沖縄市のミュージックタウン音市場で開かれた。県出身の歌手・安富祖貴子、石嶺聡子、高良結香、普天間かおりがオリジナル曲を披露。クリスマスソングや沖縄の名曲など、しなやかな歌声でコラボレーションし、華やかなステージを届けた。演奏は瀬川真悟（ピアノ）、高尾秀樹（ベース）、熊木敏郎（ギター）、中村亮（ドラム・音楽監督）。司会はアナウンサーの狩俣倫太郎が務めた。（田中芳）
4人で「Silent night」（きよしこの夜）や、普天間のオリジナル曲「守りたいもの」、喜納昌吉「花」など5曲をコラボレーションし、際立つ歌唱力で観客を満足させた。デュエットでは石嶺と普天間が「Happy Christmas」を、安富祖と高良が「The First Noel」を届けた。このほか、ソロでオリジナル曲を披露し、ポップスやジャズ、ミュージカルの世界に引き込んだ。
狩俣はMCで「リハーサルを見て何度も泣いた」と絶賛。進行の合間に出演者にインタビューし、ショーや歌への思いを紹介した。アンコールは「We Are Okinawa」を歌い温かい雰囲気で締めた。
公演は県のガイドラインに沿って新型コロナウイルス感染症対策を講じ、200席の入場制限が行われたほか、生配信もあった。収益の一部は、RBCiラジオ「応援！18の旅立ち」チャリティーキャンペーンに寄付された。
