沖縄県は20日、新型コロナウイルスで新たに米軍関係者46人の新規陽性者が確認されたと明らかにした。そのうち43人がキャンプ・シュワブだった。そのほか嘉手納基地で2人、キャンプ・キンザーで1人確認された。
沖縄県の謝花喜一郎副知事が米軍機の低空飛行について、沖縄防衛局の田中利則局長と外務省の橋本尚文沖縄担当大使を県庁に呼んで抗議した際、明らかにした。
謝花副知事は「集団発生している」と指摘。「県内の医療体制もひっ迫しており、緊急事態宣言を出した中、(米軍の感染が)県民に広がらないよう感染対策の徹底を申し入れてほしい」と田中局長らに求めた。