1泊2食付きプランに沖縄県が補助「家族でステイホテル」開始は2月10日


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 沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB、下地芳郎会長)は5日、県内の宿泊施設を支援する「家族でStay Hotel!」の概要を発表した。1泊2食付の宿泊プランに補助を出し、感染防止対策が取られたホテル内で過ごすことを提案する。

 10日の宿泊開始を予定し、県独自の緊急事態宣言の延長期限である28日までを期間とする。感染拡大を防ぐため、対象は同居する家族か個人とする。

 宿泊費の補助額は1人につき数千円程度と想定しているが、まだ調整中となっている。宿泊できるホテルや補助額が決まり次第、OCVBの公式ウェブサイトに掲載する。

 宿泊の予約は、サイトに掲載されたホテルに直接予約を入れる仕組みとする。

 対象となるホテルは、業界ごとの感染対策ガイドラインを守り、県感染防止対策徹底宣言ステッカー(シーサーステッカー)の発行を受けていることなどが条件となる。

 県の緊急事態宣言の延長を受けた緊急対策として緊急的に実施する。OCVBの下地会長は「沖縄の観光業界は感染防止対策を徹底してきた。(緊急事態宣言による)制限がある中でできる、最低限の支援だ。宣言が明けるまでこの事業で乗り切りたい」と話した。