LINEで集客、予約や告知も フラッシュエッヂがサポートツールを開発


社会
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LINEのメニュー画面と、顧客の行動履歴の表示画面(フラッシュエッヂ提供)

 ウェブデザインやシステム開発のフラッシュエッヂ(那覇市、知名健一代表)は20日、無料通信アプリ「LINE(ライン)」を使った集客サポートツール「tooDay(トゥーデイ)」の提供を始めた。LINE上で店舗の予約やクーポン、チラシ配布が利用できる。

 ツールは各事業者が開設した公式ラインアカウント内に「リッチメニュー」として表示でき、カレンダーを使った予約や、イベントの告知、料金の確認などもできる。使用料は月額1万1千円(税込み)から。

 チラシの閲覧回数や店舗への電話につながった数なども確認できる。県内外ホテル、エステサロン、自動車整備工場などでのテスト導入を経て製品化に至った。

 知名代表は「SNSは運用の結果が見えにくいのが課題だった。ユーザーがラインで使う基本機能を中心に、『慣れなくても使える』ものを目指した。中小の会社でも有効に利用できると思う」と強調した。

 問い合わせは同社(電話)098(866)3900。