「普天間飛行場をぜひ山形へ。観光資源に」 玉城県議のSNS投稿に批判


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沖縄県議会(資料写真)

 山形空港に14日緊急着陸した米軍横田基地の輸送機CV22オスプレイの見物客で混雑していると、山形県が見物を控えるようツイッターで呼び掛けたことを受け、玉城健一郎県議(てぃーだ平和ネット)が「普天間飛行場をぜひ山形へ。山形空港の新たな観光資源になるのでは」などとリツイートしていたことが22日、分かった。同日の県議会本会議で島袋大県議(沖縄・自民)が問題視し、赤嶺昇議長に対応を求めた。

 18日の山形県のツイートを受け、玉城氏は19日に「普天間飛行場をぜひ山形へ。オスプレイだけでなく、様々な軍用機が観れるし、頻繁に外来機の戦闘機も飛来します。オスプレイだけで混雑する山形空港の新たな観光資源になるのでは」と投稿した。ツイッター上だけでなく県議会事務局などにもメールや電話で数件批判が寄せられたという。

 玉城氏は報道陣の取材に「沖縄の基地負担を考えるきっかけにしたかった」と投稿の意図を説明した上で、「表現が至らず、そこが伝えられなかったところは反省したい」とした。

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