ワクチン接種担当、残業100時間超 職員9人が過労死ライン 沖縄市


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沖縄市役所

 【沖縄】沖縄市は、新型コロナワクチンの接種に携わる「プロジェクトチーム」の担当職員6人のうち5人の残業時間が、5月に「過労死ライン」とされる月100時間を超えていたと明らかにした。残る1人も時間外労働の上限である月45時間を超えていた。同チームの会計年度任用職員も5人のうち4人が100時間を超えた。2日の市議会一般質問で喜友名秀樹氏(護憲凜の会)の質問に、市の石原昌尚総務部長が説明した。

 4月には担当職員6人のうち2人の残業が100時間を超え、4人が45時間を超えた。会計年度任用職員は5人のうち2人が45時間を超えた。石原部長は「多忙により長時間の時間外勤務も余儀なくされている。過重な業務負担軽減のため各部局から応援職員を配置している」と説明した。