「社会に優しい」生活貢献 宜野湾・齋田さん ヴィーガン祭典で評価 4年連続でノミネート


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メキシコ料理風ローフードを持つ齋田実美さん=8日、宜野湾市喜友名の「33 Raw Food Academy」

 【宜野湾】人や動物、環境、社会に優しい「ヴィーガン」のライフスタイル発展に貢献したとして、「33 Raw Food Academy」代表のヴィーガン料理講師・齋田実美さん=宜野湾市在住=はこのほど、ヴィーガンの祭典「VEGETARIAN AWARDS」に4年連続でノミネートされた。

 東京出身の齋田さんは米国のローフードスクールで全単位を取得し、インストラクターに認定された。ヴィーガン歴11年で2015年に沖縄に移住。現在はNPO法人日本ヴィーガン協会理事で沖縄支部長を務めている。

 今年のアワードは中止になったが、齋田さんはベジタリアンだけではなく、医学・学術・料理・経済・動物愛護・環境・文化の各ジャンルからヴィーガンライフスタイルの発展・啓蒙(けいもう)・革新に貢献したとして、受賞候補者に選出された。

 齋田さんは「4年連続でノミネートされて光栄に思う。11年の講師活動が飲食店やホテルのヴィーガンアドバイザーとしての監修などにもつながり、良かったと感じている」と感慨深げに述べた。

 今月4日からは、3日間にわたって日本ヴィーガン協会の室屋真由美会長をアテンドして、沖縄のヴィーガン店舗を紹介した。
 (喜納高宏通信員)