カルディコーヒーと沖縄製粉が連携!沖縄産紅イモのパンケーキ粉を全国販売


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 全国各地で食品専門店「カルディコーヒーファーム」を展開するキャメル珈琲(東京)はこのほど、沖縄製粉(那覇市、竹内一郎社長)と連携し、県産紅イモを使った「紫芋パンケーキミックス」をカルディオリジナル商品として発売した。沖縄製粉が製造し、全国のカルディ店舗で販売している。新型コロナウイルスの影響で巣ごもり需要が高まっている中で、簡単に自宅で作れ、色合いも鮮やかになる同商品は、すでに写真共有アプリ「インスタグラム」で投稿され、徐々に注目を集めている。

 同商品は8月下旬に発売した。カルディは国内に474店舗(県内4店舗含む)があり、キャメル珈琲は「同商品は発売当初から好評だ」と話している。

 沖縄製粉によると、沖縄好きのキャメル珈琲の商品開発担当が県内滞在中に、北谷町内の飲食店で紅イモを使ったパンケーキを食べたことが商品開発のきっかけだったという。担当者が沖縄製粉に製造を持ち掛け、県産原料を使って商品化に至った。

 沖縄製粉の担当は「今回の商品開発で、沖縄の農家にも貢献ができ、うれしく思っている」と話した。

 キャメル珈琲と沖縄製粉は「紫芋パンケーキミックス」のほか、ハロウィーン用で数量限定の「パンプキンパンケーキミックス」も商品化した。

 水または牛乳と混ぜるだけで、簡単にもっちりとしたパンケーキが仕上げられるという。さらにザラメや牛乳を加えて、ワッフルとしても楽しめるのが特徴。

 販売価額は紫芋パンケーキミックスが259円、パンプキンパンケーキミックスが264円。いずれも200グラム。 (呉俐君)

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