リウボウストアで個人情報6337件流出、管理会社に不正アクセス


この記事を書いた人 Avatar photo 嶋野 雅明
スーパー「りうぼう」

 沖縄県でスーパー「りうぼう」を展開するリウボウストア(本社・那覇市)は17日、オンラインショップから個人情報が一部流出したと発表した。同サイトを管理するジーアール(東京都)のサーバーに不正アクセスがあった。流出した個人情報は氏名、性別、会社名、郵便番号、住所、電話番号、メールアドレスとなっている。

 流出件数は6337件。そのうちオンラインショップに会員登録しているデータ1201件は3月25日に、店頭で土用丑のうなぎやボージョレ・ヌーボーのワインなどを予約し、データ化された5136件は、4月8日に流出したとみられる。

 クレジット情報の不正は確認されていないが、第三者機関で再調査している。個人情報悪用の被害は報告されていないという。

 9月1日にジーアールのオンラインショップを導入している企業で個人情報流出の可能性があることがわかり、調査が開始された。リウボウストアには、同月4日に情報流出の報告があった。

 ネットスーパーとらくらく便は別のシステムで運用しているため、含まれない。問い合わせの専用窓口を設置して対応している。問い合わせ先は☎0120(93)1207。受付時間は、月曜日~土曜日の午前10時~午後6時まで。


 

▼沖縄のスーパー、コロナ禍で分かれる営業判断

▼「オンライン接客」自宅で買い物 売り上げ回復へ デパートリウボウの戦略

▼ビーチに無許可「食べ放題店」半グレら荒稼ぎ