沖縄県知事選 砂川靖氏が出馬へ 元県保健医療部長


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砂川靖氏

 元沖縄県保健医療部長の砂川靖氏(61)が20日、来年の県知事選に、現県政に批判的な立場で立候補すると表明した。砂川氏は琉球新報の取材に対して「誰かと相談して(立候補を)決めたわけではない。公平、公正で、現場や市町村と信頼関係を結ぶことのできる行政運営を目指したい」と述べ、近く記者会見を開く意向を示した。

 砂川氏は20日、会員制交流サイト(SNS)上で立候補の意向を表明した。県庁での行政経験を生かし、沖縄の課題解決を実現する考えを示した。

 砂川氏は1960年4月生まれ、那覇市出身。琉球大卒。84年に県庁に入庁し、人事課長や総務統括監、保健医療部長などを歴任した。21年3月、県を退職した。