ワクチン2回接種で車が当たる 浦添市がキャンペーン第2弾 商品券も200人へ


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ワクチン接種率向上キャンペーン第2弾をアピールする松本哲治市長(左端)と野嵩商会の仲村知充専務(左から2人目)=7日、浦添市役所

 【浦添】沖縄県浦添市の松本哲治市長は7日、市役所で記者会見を開き、10月から11月にかけて新型コロナウイルスワクチンを2回接種した市民に抽選で軽自動車1台をプレゼントすると発表した。すでに接種を終えた市民には、フレッシュプラザユニオンで使える千円の商品券を抽選で200人に贈る。今回の取り組みは市が1日から始めた接種率向上キャンペーンの第2弾で、第1弾では抽選で50人に石垣旅行をプレゼントする。

 第2弾はユニオンを運営する野嵩商会の協力により実現。商品券も車も野嵩商会が提供する。軽自動車はホンダの「N―BOX(エヌボックス)」。市の集団接種会場か市内の医療機関で接種した人が対象で、商品券は県の広域接種会場や職域で接種した市民も対象となる。いずれも自動エントリーのため応募は不要。当選者には12月上旬に通知する。

 会見に出席した野嵩商会の仲村知充専務は「9月に経塚店がオープンしたことで、道路混雑など近隣に迷惑を掛けている。社内で協議した結果、地域貢献の意味でも浦添市が行っている接種率向上キャンペーンに協力することになった」と述べた。