オール沖縄が自民党批判「討論会応じず」


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自民党に対して候補者討論会に応じることを求めるオール沖縄勢力の(左から)赤嶺政賢氏、新垣邦男氏、屋良朝博氏、金城徹氏=13日、那覇市古島の教育福祉会館

 19日公示、31日投開票の衆院選に立候補を予定する「オール沖縄」勢力の4氏は13日、那覇市古島の教育福祉会館で会見を開き「自民党は候補者討論会に応じよ」などと訴えた。会見で4氏は、県内報道機関の対面座談会の企画に対し、自民党が断っているとして、批判を強めた。

 「オール沖縄」側は対面での座談会について「互いの主張が鮮明になり、県民が選択する上で極めて参考になる」などと指摘した。

 4氏を代表して、屋良朝博氏は「今の沖縄は議論して解決しないといけない課題が山積している。解決に向けて努力する姿勢を見せてもらいたい」と話した。

 琉球新報社は立候補予定者に座談会の開催を打診していたが、超短期決戦で日程の都合が合わないとして、自民党の立候補予定者の事務所から出席を断られた経緯がある。