【東京】木原誠二官房副長官は21日午前の会見で、米軍キャンプ・ハンセンで発生した新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)について、米側が同日午前までに約200人の感染を確認していたと明かした。政府は20日時点で確認された感染者数を「少なくとも180人」と発表していた。
木原氏は、米軍の対応について、陽性者がオミクロン株の感染者である可能性を踏まえて積極的な検査を実施するなどしているとした。
米軍は、濃厚接触者の追跡や、感染のおそれがある関係者の隔離、マスク着用も徹底しているとし、「健康保護に関する措置のレベル引き上げなど、感染防止拡大のための措置を厳格化している」と述べた。
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