ピエール・エルメが那覇空港に初出店 仏パティシエ手掛ける


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「クリエーティブな商品を提案していきたい」と話すルデュ・リシャール社長(左)とラガルデール・トラベル・リテール日本支社のサヴァリ・ニコラ副社長=20日、那覇空港の国際線旅客ターミナルビル

 那覇空港国際線旅客ターミナルビル内に20日、著名なフランス人パティシエ、ピエール・エルメ氏が手掛けるコンセプトショップ「Made in ピエール・エルメ那覇空港」がオープンした。県内での出店は初めて。

 「日本の素晴らしいものを世界へ発信する」をテーマに、看板商品のマカロン3個入り(税込み1512円)をはじめ、チョコレートケーキ(同5184円)などのスイーツを販売する。日本各地の生産者とコラボレーションした各種ドレッシングや調味料、缶詰といった食料品も取りそろえ、100点以上の商品を展開する。

 沖縄の海や波をイメージした店内にはイートインスペースもあり、県産果実を使ったマンゴースムージーなどのドリンクやマカロンなど那覇空港限定スイーツを楽しむこともできる。

 ピエール・エルメ・パリを手掛けるペーアッシュ・パリ・ジャポンのルデュ・リシャール社長は「沖縄はアジアの玄関口で無限の可能性を秘めている。魅力的な商品を提案することで日本の食文化の奥深さ、素晴らしさを伝えたい」と語った。

 当面の営業時間は毎日午前10時~午後7時。 (当銘千絵、写真も)