高校生が考案「まごわやさしい弁当」空港売店で限定販売 沖縄県産食材たっぷり使用


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 浦添工業高調理科の生徒がレシピを考案した「まごわやさしい弁当」が、那覇空港出発ロビー内のコーラルウェイ・スナックコート店で販売されている。売店を運営するJALJTAセールス(JJS)とのコラボ企画。県産食材をふんだんに使用しており、定価千円で3月31日までの限定販売となっている。

 コラボは「地元企業として高校生のアイデアを商品化し、地域や観光客に喜んでもらいたい」との思いから、JJSが同校に提案し、実現した。

 健康的な食生活を送るために必要とされる食材の頭文字「まごわやさしい」が表す豆や野菜、魚などを使用。(1)グルクンあんかけ(2)紅いもゴマ団子(3)ゴーヤーチャンプル(4)田芋ジューシー(5)かぼちゃサラダ―の5品を詰め、“体にやさしく、おいしい”を追求する。パッケージも同高デザイン科の生徒が手掛けた。

 レシピを考案した同校3年の喜舎場汐里さんと又吉伶海さんは「素材の良さを生かすため、味付けも控えめにした。子どもからお年寄りまでみんなに食べてもらいたい」とPRした。

 搭乗2日前までに5個以上を予約注文する場合は、出発ゲート外の売店でも購入できる。問い合わせは、スナックコート店(電話)098(858)6455。(当銘千絵、写真も)

「まごわやさしい弁当」。パッケージデザインも浦添工業高校デザイン科の生徒が手掛けた
「まごわやさしい弁当」を考案した喜舎場汐里さん(左)と又吉伶海さん=26日、那覇市久茂地