【速報】沖縄市長選 現職の桑江氏が当選確実、3期目へ


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桑江朝千夫氏

 任期満了に伴う沖縄市長選が24日、投開票され、無所属現職の桑江朝千夫氏(66)=自民、公明推薦=が3期目への当選を確実にした。桑江氏は1期目から目玉公約として掲げた沖縄アリーナ整備を昨年実現させたことなどの「実績」を強調。アリーナを活用した経済活性化、胡屋北交差点へのターミナル整備、子どもの貧困対策などを掲げ、広い支持を得た。

 今回の市長選は無所属新人で前市議の森山政和氏(73)=共産、立民、社民、社大、にぬふぁぶし推薦=との一騎打ちだった。

 沖縄市は1990年以降、8年ごとに保守と革新が市政を奪い合う流れが続いてきたが、桑江氏の再選で32年ぶりに3期目に突入する長期市政となる。

 選挙戦は新型コロナで落ち込んだ経済の再生、市民所得の底上げに向けた施策、子どもの貧困問題への対応、中心市街地への交通ターミナル整備計画などを巡り論戦が交わされた。

 投票率は45.14%で、前回の47.27%を2.13ポイント下回り、過去最低となった。
(’22沖縄市長選取材班)

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