「ゼレンスキー」発言、沖縄知事が在日大使に経緯説明へ 「重ねておわび」


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
定例会見で記者の質問に答える玉城デニー知事=27日、県庁(喜瀬守昭撮影)

 玉城デニー沖縄県知事が県の有識者会議で「(ウクライナ大統領の)ゼレンスキーです」と発言した問題で、県は27日、在日ウクライナ大使館に経緯説明する方向で調整に入った。玉城知事が電話でセルギー・コルスンスキー駐日大使とやりとりする見込みで、県は大使館と日程を調整している。

 一部報道によると、コルスンスキー氏は26日に、玉城知事の発言について真意を確認したいとの意向を示していた。報道を受け、県側から大使館に連絡を入れた。

 玉城知事は27日の定例記者会見で、「軽率な発言で、重ねておわびを申し上げなければならない。(ウクライナ大使館の)不安を取り除くための行動も必要だ。深く反省し、丁寧な説明をしたい」と語った。

(塚崎昇平)

【関連記事】

▼【動画あり】「ゼレンスキーです」発言、知事が謝罪 「不用意だった」

▼玉城沖縄知事「ゼレンスキーです」 基地問題有識者会合前、委員に発言 「冗談」と打ち消し

▼【深掘り】玉城知事が2月議会での出馬表明を見送った理由と狙い

▼【深掘り】玉城知事再出馬 人気は高いが「オール沖縄」弱体化 自民の対抗策は

▼「1ミリもぶれない」「辺野古」反対候補の落選に玉城沖縄知事