碇石、調査を開始 名護市教委、範囲拡大も


この記事を書いた人 田盛 良一

 【名護】文化財の碇石(いかりいし)が米軍キャンプ・シュワブ沿岸で発見された件で、名護市教育委員会は13日から、碇石発見現場周辺の海域調査を始めた。踏査の日程は16日までの予定。この日は市の調査範囲である干潟部分で、目視で遺物の有無を確認する踏査を実施した。

 踏査の結果から、調査日の延長や、調査範囲の拡大を検討する。碇石発見現場は仮設岸壁の建設予定地で、調査範囲が拡大されると移設作業に影響が出る。
 踏査日程は26~30日までを予備日として設定している。