暮らしにオーケストラを 琉響・高宮城、新垣さん


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
ナビゲーターの(手前左から)高宮城徹夫さんと新垣伊津子さん=13日午後、那覇市泉崎の琉球新報ホール

 第83期新報女性サロン第4回講座(琉球新報主催)が13日、那覇市泉崎の琉球新報ホールで開かれ、講師に琉球交響楽団、ナビゲーターにバイオリン奏者の高宮城徹夫さんとビオラ奏者の新垣伊津子さんが招かれた。

「オーケストラの魅力を生演奏とともに~もっと暮らしに音楽を~」と題して、ナビゲーター2人の軽快なトークとオーケストラの生演奏で、会場に訪れた観客を楽しませた。
 敷居が高いとも言われるオーケストラ。今回の講座では初歩的な楽器の説明、一日の暮らしの場面に最適な曲を紹介した。映画で使われた名曲の演奏などで、オーケストラになじみがなくても楽しめる内容だった。
 映画「男はつらいよ」のBGMが演奏されると、「私、生まれも育ちも」と高宮城さんが寅さんのモノマネを披露し、会場は笑いに包まれた。
 中城村から来た増田幸子さん(89)は「ナビゲーター2人の掛け合いが面白かった。こんな講座は珍しいが、分かりやすくて楽しかった」と述べ、思い出し笑いをしていた。