防衛局の無効審査請求 県、21日にも意見書


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 米軍普天間飛行場の辺野古移設計画をめぐる翁長雄志知事の埋め立て承認取り消しに対し、沖縄防衛局が国土交通省に処分の無効を求める審査請求と、その裁決までの間の取り消しの効果を止める執行停止を申し立てた件で、県は15日午前、執行停止に対する意見書を22日までに提出することなどを求める文書を国交省から受け取った。

 埋め立て承認を担当する県海岸防災課と辺野古問題を担当する辺野古新基地建設問題対策課が防衛局提出の執行停止申立書を精査し、提出期限直前の21日に国交省に意見書を提出する構えだ。
 国交省は執行停止への意見書を22日までに、審査請求への弁明書を11月16日までにそれぞれ提出するよう県に求めている。