米軍構成者犯罪が増 県警6~9月 飲酒禁止の緩和後


この記事を書いた人 Avatar photo 金城 潤

 県警のまとめによると、ことし6~9月の米軍構成者(軍人、軍属、家族)らによる県内での刑法犯摘発は10件・14人で、前年同期比で2件・6人増えた。凶悪犯の摘発は前年同期は0件(0人)だったが、ことし6~9月は3件・4人だった。凶悪犯はいずれも軍人。米軍は昨年12月に兵士の夜間外出や飲酒に関する規制「リバティー制度」を緩和しており、緩和後に犯罪が増加する傾向が続いている。

 家族による事件を除いた数字はことし6~9月の刑法犯摘発数が6件・7人。前年同期は3件・3人だった。
 今年6~9月の内訳は凶悪犯が3件・4人、粗暴犯が1件・1人、窃盗犯が6件・9人。前年同期は凶悪犯なし、粗暴犯1件・1人、窃盗犯5件・5人、その他2件・2人だった。