埋め立て取り消し 石井国交相「資格有無も審査」


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 【東京】米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設をめぐり、翁長雄志知事の埋め立て承認の取り消しに対して沖縄防衛局長が国土交通省に不服審査請求と執行停止を申し立てた件について、石井啓一国交相は16日の会見で「申し立て資格があるかも含めて審査していく」と述べ、資格の有無も判断すると述べた。

 国交省は防衛局の請求、申し立てを受け、県に執行停止申し立てへの意見書を22日まで、不服審査請求への弁明書を11月16日までに提出するよう求めた。石井氏は「法令に基づき適切に対応したい」と述べた。