「ひめゆり」テーマに映像作品を募集 「沖縄戦伝える新しい形を」 平和研究所


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映像作品の応募を呼び掛けるひめゆり平和祈念資料館の普天間朝佳館長(左)と前泊克美学芸員(右)=5日、糸満市の同資料館

 ひめゆり平和研究所は沖縄戦を学び、平和を考え、発信する機会にしてほしいと「ひめゆり」をテーマにした映像作品を募集している。今年で5回目。締め切りは来年1月9日必着。

 同研究所の普天間朝佳所長は「沖縄戦を伝える新しい形、自由な表現を歓迎したい。過去4回の応募作品には、若い世代の新しい表現の可能性が感じられた」と話す。

 映像作品は10分以内で「ひめゆりと―(自由選択)」をテーマにする。ドキュメンタリー、創作、アニメーションなどのショートフィルムや、朗読、ダンス、歌などパフォーマンス映像も可能。ほかのコンテストに応募していない作品に限る。受賞作品はユーチューブで公開する。問い合わせは事務局(電話)098(997)2100。