沖縄コロナ3605人、2人死亡 病床使用率は92.9%に(8月12日午後)


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オミクロン株の電子顕微鏡写真(国立感染症研究所)

 沖縄県は12日、新型コロナウイルスの新規陽性者3605人(前日4079人)を確認したと発表した。前週金曜日の5720人と比べ2115人減った。陽性者の累計は41万3597人。病床使用率は92.9%(前日89.6%)と90%を超えた。重症者用の病床使用率は35.5%(同37.1%)。また2人の死亡が報告され、クラスターが新たに1例、追加で1例が確認された。

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 亡くなったのは中部保健所管内の30代男性、那覇市の90歳以上の男性。亡くなった人の累計は537人となった。

 米軍関係者の新規陽性者数は47人(前日21人)で、累計は2万12人。

 県内の前日時点での直近1週間の人口10万人当たりの新規陽性者数は2094.24人で、140日連続で全国ワースト。2位は大阪府1588.63人、3位は福岡県1577.47人、全国平均は1191.23人。

 入院調整中は3418人(前日3492人)、宿泊施設療養中は616人(同630人)、自宅療養中は3万251人(同3万2563人)。入院中は708人(同683人)、うち重症は22人(同23人)。療養中の患者の合計は3万5282人(同3万7679人)。

(いずれも速報値)

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