新報釣りガールが行く!お魚レシピ伝道師への道★第1弾


この記事を書いた人 仲本 文子
釣りばっかしてる仲本です!よろしくおねがいします

 釣りが趣味だけど、魚がさばけない。魚は好きだけど、料理が苦手・・・。「いつか、自分で釣った魚をさばいておいしく食べてみたい!!」と思い悩んでいた私に、うってつけの企画が舞い込んできた。その名も「お魚レシピ伝道師」。水産物の消費拡大を目指し、県が主体となって行っている活動だ。料理下手な新報釣りガール・仲本が、お魚レシピ伝道師になるまでをルポ形式で取材した。(本紙では毎月第4木曜日掲載、ウェブ版は毎週木曜日に更新します)

 美しい海に囲まれた沖縄。マグロやグルクンを始め、たくさんの魚種が水揚げされるが、沖縄は生鮮魚介藻類年間消費量が全国最下位というからびっくり。県は水産物の消費拡大を目指し、昨年から「お魚レシピ伝道師」育成事業を手がけている。受講生が水産物に関する知識や調理技術を身につけ、魚食の普及につなげるという活動だ。釣りが趣味のわたしも、実は魚をさばくのも料理も得意ではなく、どちらかと言うと苦手意識のほうが強い。釣れた魚は毎回、なじみの居酒屋で調理してもらうか、親しい人にプレゼントするなどしていた。

 「伝道師」になるためのスケジュールは次の通り。まず1日目は、健康、栄養、薬膳などの視点から見た調理座学。2日目は、初日で学んだ内容を踏まえて、調理実習を行う。3日目は定置網漁やセリ見学などの水産業を体験し、水揚げされた魚を使ってさばき方の練習を行う。さらに、2ヶ月後に行われる卒業試験までに魚を使ったオリジナルレシピを5品考案すること、卒業試験ではさばき方のテストや、簡単な座学と筆記試験がある。
 「結構ハードル高いかもしれない・・・(ノ′Дヾ)」不安がよぎるが、釣った魚をおいしく食べるためには必要な「修行」だ。講座は、那覇、北部、中部など、各区域ごとに日程が決められ、定員が設けられている。早速、9月30日・10月1日に那覇市の沖縄電力かえるピアで行われる講座に参加した。(次回のウェブ版は10月29日木曜日に更新)(仲本文子)