【ちむどんどん第119話】歌子が歌った「娘じんとーよー」 朝ドラ「ちむどんどん」キーワード集【ネタバレ注意】


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我如古より子さん

 ちむどんどん第119話では、ついに智(前田公輝)が歌子(上白石萌歌)にプロポーズしました。見つめ合う中、「南風吹けば 咲く花ぬ美(ちゅ)らさよ」と「娘じんとーよ-」を歌う歌子。歌が終わると智が「好きなわけよ。歌子と結婚したい」と求婚し、2人は結ばれるのでした。東京に帰る日が近づく中、暢子(黒島結菜)はやんばるに戻ってくることを決意しました。歌子が歌った「娘じんとーよー」はどんな歌でしょう。

 「娘じんとーよー」は、底抜けに明るい沖縄の娘をイメージした、久米仁さん作詞、普久原恒勇さん作曲の新しい沖縄民謡です。1978年、沖縄の民謡歌手・我如古より子さんのデビュー曲として世に出ました。ヤマトグチとウチナーグチを合わせた歌詞と、三線に加えてギターやドラムなどの洋楽器を用いた、郷愁を誘いながらも晴れ晴れとしたメロディーで大ヒットしました。

 「じんとーよー」の「じんとー(じんとう)」は、「本当だ」「そうだ」という意味のはやしです。沖縄には「国頭じんとうよう」など、歌詞の末尾に「じんとーよー」「じんとうよう」とつく歌が多くあります。


>>【まとめ】ちむどんどんキーワード集

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