F16、嘉手納に5機飛来 計12機予定、地元は反発


この記事を書いた人 Avatar photo 瀬底 正志郎
米空軍嘉手納基地に着陸する米オクラホマ州空軍所属のF16戦闘機=22日午後1時8分ごろ、嘉手納基地

 【嘉手納】米オクラホマ州タルサ空軍基地などに所属するF16戦闘機5機が22日、米空軍嘉手納基地に飛来した。滞在期間は明らかにされていない。同基地には州兵空軍の暫定配備が相次ぎことしに入って3度目で、22日時点で嘉手納基地への外来機は計11機となった。F16は計12機飛来の予定で、残り7機は23日以降飛来するとみられる。周辺自治体からは、負担軽減にならないと反発が強まっており、暫定配備の反対と早期撤退を求める声が上がっている。

 F16はこの日午後0時59分ごろから同1時10分ごろまでに5機が続々と着陸した。嘉手納基地にはこれまで14日から15日にかけては、岩国基地所属の米海兵隊AV8Bハリアー攻撃機6機が飛来している。米国州空軍が嘉手納基地へ展開するのは1月のウィスコンシン州、6月のバーモント州に続き3回目。
英文へ→Strong opposition against temporary deployments of US Air National Guard F-16 squadrons to Kadena