【辺野古問題取材班】名護市辺野古への新基地建設に反対する市民ら約100人が23日午前6時ごろから、米軍キャンプ・シュワブゲート前で抗議行動を展開した。午前9時45分から雨が降る中始まった集会には約50人が参加した。海上作業は行われておらず、海上抗議行動も行われていない。
集会では、レインコートを着けた市民らがゴスペルなどを合唱し親交を深めた。ヘリ基地反対協議会の安次富浩共同代表は「知事の決定に防衛局が国交省に執行停止要求した、その判断が今夕にも出るとみられている。防衛局は埋め立てを私人の立場で行っているとしているが無理がある。民衆的な発想でおかしな点は指摘しよう」と話した。
沖縄平和運動センターの山城博治議長は「これからさまざまな局面が予想される。みんなで元気に声を上げて歌って盛り上げていこう」と呼び掛けた。【琉球新報電子版】